菩薩

囚われの美女の菩薩のレビュー・感想・評価

囚われの美女(1983年製作の映画)
4.0
俺一応iPhoneケースがマグリットの「ゴルコンダ」だし、この作品も普通に意味分からんけど面白いなぁ、好きだなぁと思って観てたけど、今のところ「おっぱい」以外の感想が浮かんで来なくて困惑してる。まぁゴルコンダもよく見ると一人一人違う顔してるし、落るてるのか浮いてるのか分からないわけで、波も寄せて来てるのか返って行ってるか分からないわけで、この主人公も追っているのか追われているのか分からなくなる、みたいな感じなのかな。あんなべっぴんの胸元チュルリラ峰不二子型死の天使に追われるなら本望でしかないし、「陵辱」そっくりなおっぱい丸出し金髪姉ちゃんに首元噛まれるなんてむしろ大歓迎。そこだけ津波が嵐が通り過ぎた(津波がさらって行った)廃墟&水浸しの階段のタルコフスキー感、秘密結社のリヴェット感(とか言えるほど観てない)、きっとこう言うのを映画的デペイズマンとか言うんじゃないすか、知らんけど。
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