ぴろぴろ

365日のシンプルライフのぴろぴろのレビュー・感想・評価

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)
3.0

今年のGWは「ステイホーム」
片付けや庭の草取りをして過ごしていた私にはタイムリーな映画ではあった。
生きる上で本当に必要な物とは?  大切なモノって何なのか?
“全ての持ち物を倉庫に入れ、1日にひとつだけ取り出す。 実験の間はモノを何も買わない”というルールを決行した主人公(監督自身)の生活を観て、感心したり、「絶対ムリ」と思ったり。
でも斬新な面白いことを思い付いて、よくやったなぁと思う。    真冬のフィンランドで文字通り裸一貫、真っ裸からのスタート。 絶対寒いって。
私は片付けには何度もトライしては挫折して、こんまりさんの本も読んだけど、ホント物が溢れ返っている我が家。  ゼロからスタートするという逆転の発想は素晴らしいが、物の中には愛着あるのも有るし、思い出も有るし。  って言ってるから片付かない。   でも真っ裸からのスタートは普通の人は絶対ムリ。  ご近所の目も気になるし逮捕されちゃうよ。
モノはどんなに大切でも あの世には持って行けない。  その人には大事なモノでも第三者が見たら タダのガラクタでしか無い。  しかもゴミを捨てるにもお金がかかる。   夫の実家の整理をして、それは身に染みて分かってはいるけれど…

この映画は私にはあまり参考にはならなかったけど、おばあちゃんの言葉が名言。  

モノはただの小道具。  
人生はモノで出来てない。

さぁ、先ずは出来ることから始めますか。
ぴろぴろ

ぴろぴろ