このレビューはネタバレを含みます
物で溢れかえった自分の部屋にうんざりしたペトリは、自分の持ち物をすべて『リセット』する実験を決意する。
自分の持ち物を全て倉庫にあずけ、1日1個だけ持って帰る生活を365日続ける。
便利なモノが溢れかえる世の中で、モノの量=幸福感だと思っていたペトリだが、実験を行ううちに、モノの量=幸福ではないことに気付く。
『人はモノでできていない。所有とは責任を伴う行為であり、何が必要かは自分で決めるべきだ』という言葉が印象的だった。
人との関わり方について考えさせられる映画。