このレビューはネタバレを含みます
中世イギリスに対してこんなこと思うの、身近だと加藤ゼミの人くらいだと思うんだけど、めっちゃ懐かしい感じした。
ケイト・ブランシェットのエリザベス1世すごくよかった。ウォルシンガム、ジェフリー・ラッシュか!!若くて誰かと思った。ロバートは絶対どっかで見たことあると思ったらやっぱり恋におちたシェイクスピアだね。
最初はエリザベスもただのお姫様で、複雑な国の状況に巻き込まれていく、って感じなんだけど、いろんな陰謀とか謀反とかロバートとの恋とかも経て、「何にも心を動かされない」バージン・クイーンになっていくのが、見ていてどこか切ない。普通の女の子だったはずなのに、女王になった途端の周りの変化で、それまでと同じようにはうまくいかないこともたくさんあって。もし女王になっていなかったら、ロバートと結婚して幸せになる道もあったんだろうに。
死に際にロバートの名前を呼んだって、ほんとかなあ。