VHSテープを巻き戻せ!の作品情報・感想・評価

「VHSテープを巻き戻せ!」に投稿された感想・評価

NOOO000ooo

NOOO000oooの感想・評価

3.5
VHSなんて昨日の話のようだし、実家に帰ればまだ普通にあるはずだけど、時間の経過は早いもので遥か昔の出来事のように見えた。テープが擦り切れるほど見た(聴いた)なんて表現は、今や若い人には伝わらないのかもしれないけど、どのビデオでもおっぱいが登場する5秒前はテープが擦り切れてノイズが走るなんていうレンタルビデオ屋さんの証言はとてもメランコリックに思えたし、当時はネットのレビューで中身がバレることも酷評されることもないからどんなに中身が糞でもジャケだけはかっこよくしとけば儲かったなんて80年代の超Bでクールなイラストのジャケを鑑賞しながら話すそれは堪らなくロマンチックで、それは言い換えればネットビジネスの走りじゃねーかなんて思う(笑)やっぱり悪い奴はハッタリの重要さを良く知っているようだ。

確かに壁一面に並んだ カラフルなVHSは美しくコレクター心理はわからんわけじゃない。
改めて思い出すと、動画配信サービスの登場は「ものを買うのか?コンテンツにお金を払うのか?」という本質を問われるものだったけど、フィルマークスのマイページに自分が見たかっこいいジャケを並べたい心理ってコレクターの心理と一緒だよねと改めて思う。僕が大好きだったすごく夢や愛やチャンスに溢れた時代のアメリカなドキュメンタリーだった。
839

839の感想・評価

3.7
自分はVHSを観れる環境にいないからVHSは一本も持っていないけど「収集癖」という部分ではかなり共感できた
自分の場合は高2からずっと集めてるレコードがそうで、気に入ったものはとにかくレコードで手元に置いておきたいし好きなジャケットは飾って永遠に眺めたい たくさんのレコードが棚に並ぶ姿を見て愛おしく思う apple musicもspotifyも当たり前の世の中みたいだけどそれに手を出したらすべてが終わると思ってる 物として、データとして残したいからCDやレコードにない音楽でも必ず全部itunesに入れてる 自分だけの音楽倉庫 ストリーミングは絶対やらない 頑固すぎるなとも思うけど自分のアイデンティティが失われるくらいのダメージだと思ってる
ストリーミングでいつでも聴きたい音楽に秒で辿り着けてすぐ再生できることが幸せなのか?自分は絶対に違うし、レコード屋に行って探してたものを見つけたときの喜びとか、レコードをひっくり返したり針を置いたりそういう作業も含めて音楽を聴くのが本当に好きだしマジで楽しいなと素直にそう感じる 今はまだ若いからこんな気持ちでいられるのかもしんないけど今より年をとってもこの収集癖が永遠に私の人生を支配してくれますように
tommy

tommyの感想・評価

3.5
普通に楽しかったしVHSのジャケットって普通に中身と違うのってあったなと久々に思い出した
色々試して試行錯誤して反映したのがわかったし日本もビデオオンリーの映画でVシネマが出てきて独自の発展をしたとのこと
有酸素

有酸素の感想・評価

3.5
VHSを愛する人々のコレクションや当時の思い出話を聞かせてくれる映画。海賊版、最悪版、サブリミナルのいたずら、繰り返し見た証拠として残る縦のバーなどテープでなければ起こらなかったムーブメントやトラブルを振り返る。ちゃんと視聴できるモノも少なくなってくるしレコードはデジタルより音質が良いとされているけどテープにそういう良さはないっていう自覚を持って、それでも収集してしまう彼ら!高額でも良いと思う店で購入するとか、お前が俺と同い年かそれ以下なら今さら遅いなんてことはない!と諭してくるおじさんとかビデオギークの博覧会。
Be Kind Rewind☺︎
eneueneu

eneueneuの感想・評価

5.0
ビデオ映画自作おじさん超かっこ
円盤のタトゥーを入れよう
アメリカのブロックバスターがついに一店舗になったというニュースを見て、物理的メディアが徐々に失われつつある現代に少し寂しさを覚える。が、そんな時代に逆行するかのような腕にVHSのタトゥーを入れちゃうほどのコレクターたちの熱い語りを聞いていると、まだまだVHSは死んでないんだなと感じる。ぜひリバイバルブーム来て欲しい。
QOL

QOLの感想・評価

3.5
恐怖の屋根裏部屋めっちゃいいな
トマト

トマトの感想・評価

4.0
📼VHSテープ📼にまつわるエトセトラ。

VHS収集家たちや映画関係者たち、またVHSを販売している人たちによって、VHSに対する熱い思いや今後の展開などが語られている。
収集家の人たち全員が、自宅の壁一面にVHSをところ狭しと並べているのが面白い。
ジャンル別、アルファベット順、ジャケットの色別などこだわりがあるのも良い。

「映画が観たい時に観れるのは画期的だった」という意見には大賛成(^o^)/

VHSでしか観られない映画は数多くあり、DVD化やBlu-ray化されない限り、いずれ消えていく定めだという。『稲村ジェーン』もその1つだよなぁ...。
一方で、VHS再燃も説かれていたがどうだろう?

家にも、VHSが山のようにある。とりあえずデッキは3台、ヘッドクリーナーは250回分(50回×5本)あるので、多分死ぬまでは観られる計算。(ФωФ)ステラレナイノダヨ。
VHSへの想いを熱く語るドキュメンタリーを、ストリーミング再生なんぞで観てしまった。御免なさい。


自分は小学生の頃によく、兄が録画していたVHSテープを漁っていた。
『トゥルー・ロマンス』『フィフス・エレメント』『レオン』『ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場』『プレデター』『ターミネーター2』『クレヨンしんちゃん』『恐竜家族』『天空の城ラピュタ』『耳をすませば』『となりのトトロ』などなど、挙げ始めるとキリがなく思い出せる。
そして、最近は観たことのない作品ばかり観ようとしているが、当時は同じ作品を何十回も巻き戻して観ていたことも思い出す。よく飽きなかったなあ。
VHSのお陰で、確実に今の映画人生がある。


今でも、DVD化されていない映画はVHSで探して買う。
その時、なるべくレンタル落ちのものは避けて、保存状態の良いVHSを購入していたが、繰り返し巻き戻されて見られたおっぱいシーンや爆発シーン等の他人の好きなシーンを、画面に現れるノイズから知ることができると知って、なるほどレンタル落ちはそういう楽しみもあるのか、と考え直した。


押井守さんのインタビュー、字幕つけて欲しいくらい滑舌悪い。これも一興か。
とと

ととの感想・評価

4.1
劇場公開を逃し、レンタル可もされず、鑑賞を求め続けていた作品を遂に観ることができた。。

映画マニアがお送りする、VHSに対する愛と悲しみと期待が詰まったドキュメンタリー映画である。

VHSコレクターの棚=その人の人柄が表れていて、
・82本のタイトルが「死(dead)」で始まる
・上の棚は大型ケース
・アイウエオ順
・色分け=美的分け(虹色システム)
・ダンボールにごちゃ混ぜ
など、観ているだけで楽しい。

参加したくなる。

今やネットで簡単に見れてしまうが、レンタルショップに足を運び、好みの作品を手に取りと、時間をかけて観る手間暇が私には至福の時である。

VHSが無ければ、映画を通してこんなにも世界を知ることもなかったと思うと、VHSの価値を簡単に失くしてしまうのは私の中の何かが壊れてしまいそうで、「VHSを巻き戻せ!」が「巻き戻しはマナー、大切なものに立ち止まって手放さないで」に繋がるメッセージを無視することは出来なかった。

存在すら知らなかったビデオの中に埋もれてしまっている面白い作品を発掘する喜びを、数ある作品の中から他人の評価や視聴の選択を強いられずに好きなものを好きなときに観る楽しさを、私は知っている。

偏った見方かも知れないが、愛する映画の発展が、VHSから派生していく過程には胸が高まる。

ビデオに時たま流れる映像の乱れこと、「すじ」が物理的履歴になっている話が面白かった。

時代が移り変わっていくにつれ、技術も進歩する。そういった状況で、長い間愛され続けてきたVHSの復活を願う活動があったり、今作のような作品作りがあったりと、映画の発展に欠かせなかったVHSの価値を守る人の存在を知れて感激した作品。

消え去りつつあるのは仕方の無いことだけど、それまで支え続けてきた存在を忘れないことが大事だなと思った。

映画産業の発展がこの先どうなっていくのか、未知なる期待を胸に、これからも映画を生活の一部として生きていきたいと思う。
>|