アクションとコメディが交互に襲いかかってくる緩急の激しさ。
余命数ヶ月と宣告を受けてからスパイ活動と父親としての娘の相手を同時進行して奔走する男、スパイとしては凄腕なのに5年ぶりに会った年頃の娘の扱いに戸惑ってるのがなんとも可笑しい。
「あんたらこの仕事向いてないから真っ当に生きて家族を大事にして暮らしなよ」とだいたい3人の男に言いたい。
とりあえず家族ぐるみでホームパーティーとかしなさいよ、できたらイタリア人のお母さん秘伝のパスタをみんなで食べにいってほしいよ。
拷問にかけて情報を聞き出そうとしたら娘からの電話がきて中断…ていうキングオブコントとかでいいとこ狙えるんじゃないかっていうコントが繰り広げられる。
いやアンタがなんで運転してんのよ!まぁまぁ部下もいる立場なんじゃないの?運転は部下にさせたらいいのに…でも「いい父親は助ける」って名言いただけたのでよし、自分から車のトランクに入っていくおっちゃん好きだわぁ~。
ヴィヴィが美しすぎる…。
魔女だと言われても違和感がないというかむしろ納得できそうな妖艶さ…もしくはサキュバスの生まれ変わりかなにかでも納得できそうだ…「男なんてカンタンよ」ってこんなセリフが似合う人他にいないでしょ…。