ニクガタナ

ラストミッションのニクガタナのレビュー・感想・評価

ラストミッション(2014年製作の映画)
3.5
うひー、甘っちょろいスパイものだぜ。悪党暗殺ミッション中に家族がらみの事情と私情が絡むリュック・ベッソンらしい原作、脚本。CIA所属のエージェントがイーサンってネーミングは狙ってるのかしら?ケヴィン・コスナーが良い枯れ方してカッコいいのは良かったが、全体的に んな馬鹿なって展開。経験あるエージェントが余命少ないとしても家族の住む自宅のある街中で顔晒して派手にドンパチやる訳がなかろうよ。家族が危険に晒される展開かと思せてそんなこともなく、敵悪党がちっとも恐ろしくないのが難。替わりにスパイもの特有の辛いシーンも少なく観やすい。アクションも比較的頑張ってる。娘役のヘイリーちゃんは可愛いけど雑な脚本のせいでなんだかキャラがブレ気味。家族蔑ろにしてきた男が余命宣告されて家族の愛を取り戻そうともがくファミリーコメディだと思って観れば楽しめるはず。
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