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DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?のshupetteのレビュー・感想・評価

3.5
ビックリするほどアイドルのことを知らなくて、何ならアイドルとかアイドル好きの人に対する偏見すら持ってそうな昭和の人間ことわたしなのですが、こんな機会でもないと観ないだろうな〜と思ってBSプレミアムシネマで放送していたものを録画して観ました。

高橋みなみのことをすごく好きになりました!
たかみな、すごいな。今まではたまにテレビで彼女を見かけても「どちらかと言うと嫌い」というレベルの芸能人だったのですが…。リーダーとしての自覚と態度、すべてがかっこよかった。大島優子の卒業公演が荒天で中止になったときの態度とか、過呼吸起こしたメンバーの子に対する接し方とか、すべてが素晴らしかったです。

そもそもAKBの仕組みがわかってないので、HKT兼任とかインターン?とか大組閣とかよくわからなかったのですが、わからないなりに面白かったし真剣さと興奮は伝わってきました。

大組閣でショックを受けて過呼吸起こしてる女の子とか倒れちゃう女の子を見て、なんだこれ…と思ったし、コンサートの前に声を出してるところとか着替えの場所もあまりなかったりとかブラック企業そのもの感を感じました、アイドルってもっとフワフワしたところにいて、わたあめとか食べてて、おしっことかうんこもしなくて、って思ってたのに…(嘘)。

でもそもそも大組閣のタイミングとかは誰が決めてるの?とも思いました。神じゃないんだから、かわいい女の子たちの身や心をボロボロにしていいのか?!とその決めてる誰かに対しての怒りというか気持ち悪さみたいなものを感じたかな。

大島優子はウシジマくん観たときからかな?結構好きで、この映画で大島優子はスッピンだったり肌が荒れまくったりしてて、それでもカメラの前でそれを隠そうともしないで一生懸命やってることが伝わってきて、それもよかった。

女だらけの職場はこわい、とよく言うけれど、そこに男がひとりもいなかったら、もしかしたら本当に仲間、家族みたいに一体になれるのかもしれないな。

アイドルとしていちばん好きな顔はまゆゆだな。
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