メイプルわっふるG

マウント・ナビのメイプルわっふるGのレビュー・感想・評価

マウント・ナビ(2014年製作の映画)
2.0
那斐(なび)山で見つかった焼け焦げたハードディスクを確認するファウンド・フッテージもの。
タイトルから、ナビゲーションに対しマウントを取るようなお話かと思えば、まさかの直訳「なび山」だった。

トンデモ設定とグロ描写はサービス満点。
UFO、宇宙人、異種姦、触手、嬰児。
スプラッタ、テケテケ、内臓、下血。
B級低予算ならではの派手さと勢いは、むしろチープな方が味がある。そもそも精巧さを求めていないし。

序盤、登場人物がそこそこ多かったり場面が飛びまくったりと、状況が把握できず混乱。原因はカメラ(映像)が複数あったこと。
モキュでファウンド・フッテージだからと、勝手にカメラは1つと思い込んでしまっていた。
それはともかく、過剰な手ブレと荒すぎる息遣いには少々辟易。

今作のキャッチコピー「かつて、ここまで不快な実録映画があっただろうか」
これ、カメラマン・ジンノのこと? "キモい"というテンプレを詰め込んだ人物像。作られたキャラクターとはいえ、なんというか。。泥酔相手をこれ幸いとお持ち帰りするタイプ。

見た目の不快さなら異種姦や切り株のことなのだろうけど、各人の言動や人間模様の酷さもなかなかのもの。
予算都合も相俟って、キャッチコピーは言い得て妙なのかもしれない。


雑記メモ → ネタバレコメ

鑑賞 2021.01.05 ひかりTV