コロナ禍で全く海外に行けていないので、台湾の観光映画としては良い出来。
台北から海岸線を自転車で走りながら台湾中部に位置する日月潭を目指す一人の女性雑誌記者と二人の台湾人のロードムービー。
台湾政府観光局がバッチリ協力しているかと思われ、日本人にも有名な九份、基隆、淡水といった観光名所はもちろん、聞いたことがないサイクリングコースとか展望台が登場する度に、ご丁寧でテロップで場所を表記していただける・・。ゴール地点の日月潭の夕景とか、とにかく自然や街の描写は美しく凝っていて、真夏に見るには向いている。
ただ、ストーリー自体は残念ながら誠に薄っぺらで、女性二人の会話の台詞とか実にお粗末だし、ちょっと小っ恥ずかしくなるくらいベタ。中途半端な三角関係、四角関係とか正直どうでもいい。ぶっちゃけ、ドラマ部分は早回しして見てしまった。
台湾が好きな方なら見て損はないかと・・