片腕ファルコン

あなたがいてこその片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

あなたがいてこそ(2010年製作の映画)
3.7
ラジニカーント主演のボリウッド映画にヒロイン役として抜擢されたという噂のチヨコ嬢オススメ映画。

まずは隣人トラブルなのか2つの家族が対立してお互いに死者を出すというスタート。(おいおい物騒だなぁ~)

いきなり28年後…!!

弟を殺された悪党の方は地元で有名な権力者となっていて敵対した家族に復讐心を抱いていた。(もういいじゃありませんか!28年も経ってるんですよ!)

何も知らず相手側の家族の息子(主人公!)は違う村でのほほーんと暮らしている。(相変わらず、男性陣のお顔が髭オジさん)

自転車で配達をしている訳だが…(ちょっと待って!!今、一瞬 自転車喋んなかった?疲れてるのかな、気のせいだろう。。いや、何かしゃべっておる!!)

仕事クビになって絶望する矢先に地元の土地が自分名義である事を知り、売ることを帰郷!!(行くな、危なーい!!)

旅の道中、超絶美女といい感じになる!!(かなりカワイイ!サンドラブロックをロリ顔にした感じ?伝われ~)

地元に着いて土地売買の相談に、その悪党の所へ行く。お互い何も知らずその大豪邸の屋敷に招待される…(そわそわ)

そこでひょんな事からお互いが敵同士という事が発覚!!!


↓こっからが相当新しい!!!!!!

本来なら…復讐のためにお屋敷に監禁して虐殺というのが普通なんでしょうけど…このお屋敷には古くからのルールがあり
《敷居の中にいる間は客人であり血を流させてはならない》
という。
言い換えると敷居を出た瞬間から殺して良いというルールでもある訳よ!!

つまり敷居のすぐ外では恐ろしい刃物を構えた息子や手下がびっしりスタンバイしてる訳です。主人公を睨みづけてます。露骨すぎるだろう!!

主人公も出たら死ぬと分かってるので一向に帰りたがらず、チビッコ達と戯れたり、忘れ物とかいろんな手口で必死に居座るというまさかの【逆・監禁サスペンス!!】ここが斬新だと思いましたよ!!

しかも旅の道中でいい感じになった美少女は実は悪党の娘だった事でさらに話がこじれてきます!!インドっぽい!!!!

そして、もちろん所々では歌いまくり踊りまくりでございます!!

このあとも怒涛の展開になり、確かに飽きません!130分というインド映画にしては短めなのも助かります!

つまらんかったらどうしようと思ったけど、コレは普通に楽しめました!マニアックですが確かにもっと知名度あっても良い作品かと思いますーー!!

にしても、チャリンコの謎!!!!!!