チュルブルは街の悪党を成敗し、金を巻き上げる悪徳警察官。そんな彼は、悪党たちを使って街の実権を握ろうとする政治家チュディ・シンを敵に回してしまう。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
やり過ぎ警官ダバング兄貴。
単純にかっこいいと思って観ればいいのか、かっこいいのはネタで笑って観ればいいのか、よく分からない絶妙なテンションで来るので戸惑うしかありません(何故だろう、ラジニカーント作品と同じ匂いがする)。
どう受け止めていいのかわからないのに何故か「♪ダバンダバンダバン~っ」て兄貴のテーマソングが耳から離れない。ベルトをうねうねさせながらこっちに近づいてくる姿が頭から離れない。
犯人追跡中、着信音に合わせて突然踊り出したシーンはキュンときて3回見ました。嘘です。5回観ました。
兄貴がサングラスを首の後ろの襟に掛けてるのが気になって気になって気になって仕方なかったんですが、偉い人がちゃんと突っ込んでくれて理由が分かったので本当に良かったです。このまま誰も突っ込んでくれなかったら、「どうして・・・どうして後ろに・・・うううっ・・・」とうなされて、あやうく夜も眠れないところでした。
そんな兄貴が思いを寄せるのは、眉間に力入った眼光鋭いヒロイン。
「俺みたいにマッチョで大胆不敵な男が現れても断るのか?」
「断ります」
かっ、かっこいい!!
「暴力は怖くない、怖いのは愛」
かかかっ、かっこいい!!
ヒロインの方が兄貴より正統派にかっこいいww
敵は「ハッピー・ニュー・イヤー」で"シャールクほどゴリゴリじゃなくちょうどよい腹筋"って言ってたソーヌー・スード。悪役は自分でシャツ脱ぐしかないけど、正義(?)のヒーローは勝手に風が吹いてシャツが飛んでいくと知ったのも衝撃でした(「ニューイヤー」ではソーヌーいい人だったから、シャツも自動で吹き飛んでたよね)。
ところで上質な筋肉は柔らかいと言うし、兄貴の筋肉はもちもちしてそうですよね。
とりあえず、ふとまた兄貴に会いたくなって、気づいたらまんまとDVDを買ってしまいそうな映画でした。と思ったらプレミア価格なのか・・・闇ルート(米アマゾン)に頼るしかないのか・・・