このレビューはネタバレを含みます
私の好きな韓国映画達に共通する「決して弱者を貶さない」という姿勢、心から尊敬する。映画が弱者の味方をしてくれるのってとても心強い。
テロリストが悪者の代名詞になり得る現代の世の中で、それよりも一言の謝罪にも応じない大統領、人命軽視と汚職にまみれる放送局の上層部、身分差別が横行する警察（署長）等を悪として描く構図がすごい。
反省して謝罪するだけのことがなぜできないのか、と社会に問う構図は、現代の日本にも溢れてるな…と思った（入管の人命軽視や慰安婦問題等々）。もちろん問題を持つのは世界共通だとは思うけど。それでも未だにちゃんとした一歩を見せない自国、何なの…❓
そしてハジョンウの演技が今回も光っていた。最近観た白頭山とのギャップがとてつもなく大きいのに全然違和感がない。緊張感バリバリ。
いつもの血走ってる目がチャーミングでした🎶🎶
