サラリーマン岡崎

g@me.のサラリーマン岡崎のレビュー・感想・評価

g@me.(2003年製作の映画)
3.3
小学生の頃、予告編を見て、ガキながら興奮したのを覚えている。
なんか、何も考えず観れる日本製のサスペンスエンターテイメント観たいなーと思い観賞。

話の流れは二転三転あるので、それは面白い。
ただ、全体的に演出がダサい…。
まぁ、15年前の作品なので、
時代や技術的に昔というのもあるのでしょうが、
特に音楽の使い方が…。
冒頭何故か意味もなく流れるオペラ「オンブラマイフ」。
そこからのオープニングのラップZEEBRA(ここの映像と音楽のあってない感じもうん)。
全体的にこのメロドラマ的展開を雰囲気作りしてるんだと思うんですが、露骨すぎて。。。
その他、ドラマっぽい覚えやすいサントラ流れたり、またオペラ流れたり。

あとは話の真相が前半から演出のせいでなんとなくわかる。
わざとそういうことにしてるのかな?

アメリカ風に少しスタイリッシュなラブサスペンスを撮りたかった心意気はすごいと思いますが、
その意気込みだけで終わっているのが残念。
2000年代初期の量産型日本映画のひとつ。
まぁ、でもそれなりに楽しめました!
スカーっと飲みながらみれます。