ある時点から歳を取らなくなってしまったアデラインが恋をするお話。
「アデライン、100年目の恋」って邦題だけど、なんかしっくりこないなあって思った。というのもこの作品、アデラインの恋に重きを置いた話ではないように思えたからだ。
確かに恋をしたことはアデラインの人生において大きな転機になったけど、それはあくまで物語の1要素に過ぎず、作品としてはアデラインの生涯を描いたもの。
アデラインがなぜ歳を取らなくなったのか、どう生き抜いてきたのか、どういう苦悩があったのかを冬に芽生えた恋を通じて描いていく。
体が歳を取らないとはいえ、あんな生活をしていたらストレスで病気にかかって死にそうだなって思ったんだけど、そこらへんはアデラインのメンタルコントロールがすごいんだろうなぁってことで無理矢理納得しました。
アデラインはすごい美人だけど、これが普通の女の人、あるいは男の人に起きたことだったらどう変わるんだろうって少し考えちゃうな。
