全然よく分からなかったけどカメラに強い意志を感じた。多分、ショットが決まってなかったら、この映画は成立しないんじゃないか。だからどのショットでもスチールに出来るほどかっこいいし、画面に映すものと映さ…
>>続きを読む遅い映画の極地なのは最初からわかりきっているので、速い映画がだいすきな自分はお呼びではないというのは最初からわかっていたけれど、これはこれで逆に……みたいなのもあるかと思っていて、だから見初めて五十…
>>続きを読むこれまでのミンリャン映画を通過していながらどの作品とも決定的に異なる。言葉や生活音そして僅かなノイズは巨大すぎる静寂に押し潰され、最後には光すらも差し込まない最果てへと導かれる。独自の表現スタイルを…
>>続きを読む究極の長回し。
万引き家族のアートレベル100
と言うか、画だけで観せるレベル100
ARTって言う訳でもないけど、
ARTとしか言えない、映像、
技巧とかじゃない映像、
ただ、兎に角映画。
ひたす…
食べることとか食べさせることがツァイミンリャンの映画ではよく出てくる気がしてキャベツという代替的なものを食べるという代替的な行為の対象として消費することがその意味以上に単純にリーカンションらしさみた…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
もはやこの芸術作品を映画と言って良いのかも分からないし、素人には考える事すら放棄させる。それこそが蔡明亮であり、本作こそが最終的に辿り着く所だったのだろう。
これは自分が足を踏み入れたらいけない世…
前半部のどん底の様な父子らの生活の中に窺える強かさー子どもの視点を借りればそれはまさに遠足の様ーが放つ吸引力。廃虚の光景も目を惹く。動き極少の長回しや三人の女優の使い分けでもたらされる寓話性を自由…
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