Nieve

めぐり逢わせのお弁当のNieveのレビュー・感想・評価

めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)
3.9
”人生はたまに間違った電車に乗っても正しいところに辿り着く”

このメッセージの寛容さと楽観主義に救われる人は多いんじゃないかな。
急激な近代化で変わりゆくインドの日常とその問題がベースにありつつも、映画として穏やかでとても優しい。

おそらくこれから失われていってしまうかもしれない人の繋がりが丁寧に描かれていて、上のおばさんとの窓越しのやりとりや、電車で歌う子供や道路で遊ぶ子供たちや、街の雑踏さえもこれがインドの良さだとおもえてくる。
そもそもお弁当運ぶシステム最高過ぎて大好き。
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