ジャーナリストのソヨンとカメラマンの田代は連続殺人犯のサンジュンに呼び出される。
サンジュンは「27人殺せば幼い頃に事故で亡くなった幼馴染のユンジンと自分が殺した人も全員生き返る、という神様の声を聞いた」と語り出す。
そしてあと2人。これからやってくるはずの2人を殺せば27人になる…。
サンジュンの言うことは妄想なのか、それとも本当に神様の声なのか？
ほぼひと部屋でワンカット風撮影の作品。
淡々と進むと思いきや、やって来る日本人カップル。
その存在感はピリリとしたスパイス。
いやハバネロくらいのスパイス。
いやペヤング 激辛やきそばENDくらい。
まあ白石監督作品なので。
当然、乳も放り出します。
冒頭ののあらすじでA級サスペンスを想像していた方はお帰りください。
結構逝きますよ。色んな意味で。
そしてみんな中々死なない。
『太陽を盗んだ男』の菅原文太さんくらい死なない。
醜く狂った泥仕合の様相を呈するが、待つのは『ミスト』的な地獄か、『素晴らしき哉、人生』的な奇跡か。
ここまで読んだらきっとラストを見たくなるはず。
あと乳も。
