romio

ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古のromioのレビュー・感想・評価

3.0
演技の神さま、ピーターブルックさんとその劇団員の稽古の様子を見学。
まったく知らずにみると、どっから来たのかも分かんねぇおじいちゃんを囲む、売れない役者陣。
冴えないオーラがすごい笑

そしておじいちゃんの与える課題は綱渡り。
何もない床の上で、綱渡りを演じる団員たち。各々が思うように演じるのだが、それに対してのピーターブルックの言葉が重い!
圧倒的なリアリティの追求。
集中していてもどうしても意識が薄れてしまう部分を彼は見逃さない。
そして、一番大切なものはリズム。
この教えはその通りだなとすごく勉強になった。
いったいこのおじいちゃんはどんな世界を見ているのだろうか、もう想像もつかない。
気付きを与える事が大切だと言っていたが、最初と最後で役者の動きが変わっている様子には素人の自分でも分かる。
それすら演じられているのではなんても思ってしまうが。

役者というのはほんとすごいなと実感する。自分のイメージを体に落とし込むなんて俺には到底無理だ。
言葉なしに、体の表現で全てを伝えるってのはほんと好き。
ジャックタチの演技の授業の作品を思いだした。