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鬼灯さん家のアネキのodyssのレビュー・感想・評価

鬼灯さん家のアネキ(2014年製作の映画)
3.0
【谷桃子の魅力が満載】

今泉力哉監督作品。原作はマンガだそうだが、私は未読。

父母の再婚によって血がつながっていないのに姉と弟となった十代の男女(谷桃子、前野朋哉)。家庭の事情でふたりだけで過ごすことが多い中、弟は美人でセクシーな姉のエッチないたずらに悩まされ、性的妄想をかき立てられる。果たして二人の関係は・・・

エッチな姉を演じる谷桃子が最大にして、ほぼ唯一の見どころ。セクシーな下着姿を何度も見せてくれるのを初め、彼女の魅力が満載。

他に、男ながら女子高校生の役で出てくる佐藤かよがちょっと面白い。彼(或いは彼女?)は実際にも、体は男、心は女、という人なのだそうである。そのせいかどうか、独特の雰囲気を出している。(まだLGBTが世の流行になる以前の映画である。)

全体として見ると、展開がいくぶん間延びしている。もう少し短尺で作っていたらB級映画の佳作になったかな。惜しいね。
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