ヒッチコッ九太郎

レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービーのヒッチコッ九太郎のレビュー・感想・評価

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まず始めに「レゴなんて、、、」と、今まで小バカにして敬遠していたことを謝ります。
申し訳なかったレゴよ!素晴らしいひと時をありがとう!
これは皆さんにオススメしたい!
是非観てもらいたいと思い、帰りの道中でいろいろ書くことを考えていたのです。
この作品は面白いです。
映画好きの皆さんにこそ観ていただきたいと思います。
しかしまず、ほとんどの皆さんレゴなんて観ないと思う(笑)。
そこで私は思い切って、ネタバレを書かないように注意しつつ見所を紹介したいと思います。

さて今作、大御所ジャッキー・チェンが登場します。
冒頭、(いきなり実写から始まります)アメリカの少年が訪れる雑貨屋(?)にジャッキーが店主としているのです。
この辺り「ベストキッド」を彷彿とさせます。
ここで「おいおい、これはレゴの映画じゃないのかい?」となる訳ですが、安心してください。観る作品を間違えていません。レゴです。
まずここで軽く笑ってしまうのですが、ジャッキーはその後ウー先生という師匠キャラの声優を務めます。(私は吹き替え版でした。残念、、、。)
そもそも“ニンジャ”を名乗っているのに、オープニングのワーナーのタイトルが中華風だったり、ジャッキーが出たりでカンフー映画っぽい感じです。
さて、ここまで書いたらジャッキーファンの皆さん、ジャッキーが好きな方なら必ず観るでしょう。
この映画はレゴですが、ジャッキーが出ているのでエンディングにも期待していただいて構いません。

それ以外の魅力もさらっとお伝えしておきます。
まず、ニンジャゴー(街の名前らしい)という作品ですが、物語は主に敵の親玉ガーマドン(父)とヒーローニンジャの一人グリーンニンジャのロイド(息子)のお話です。
父と息子が対決するのは「スターウォーズ」を、ティーンエイジャーヒーローと敵が戦うのは「パワーレンジャー」を、さらに家族の愛の物語はヒューマンドラマを彷彿とさせます。
これらの要素がミックスされ、細かな笑いを加えつつストーリーは展開していきます。
そして物語が終盤に進むにつれ、あなたは衝撃的な展開に驚き、かつ感動をすることでしょう。

私は本当に観てよかった!
レゴという完成された物がバラバラに破壊されていくのはスカッとするし、終盤の展開、特に◯ジラについては誰かと語りたいくらいです。笑い死にそうだ。
という訳で、映画好きなら観て損はないと思うので皆さん観てくださいね(笑)。

※私は吹き替え版を観ましたが、どうやら出川哲朗さんが7人くらいのキャラの声優にチャレンジしていたようです。
全然気づかなかった。大したもんだあの人(笑)。