ゆきの

トランストリップのゆきののレビュー・感想・評価

トランストリップ(2013年製作の映画)
3.0
繊細な女の子× アウェーな旅行=メンブレ


観る者を精神不安定にすると上映禁止国も出た(日本もなのかな?)心理スリラー映画。
やあやあ我こそはとメンタルブレイクするも良し、なんだこの駄作はと一蹴にしても良し。ただ、前者の方が圧倒的に自身のHPを…いやMP(メンタルポイント)を削ってみる事により、この作品の狙いを受け止めることができそう…。

私は、、うーん笑 駄作とは思わないけど、やっぱりそのオチきたかぁ苦笑
と思いました。というかなにも知らずに朝一でこれを選んだ理由が、最近CDデビューしたマイケルセラ君と、サブカル女子が定着しつつあるエミリー・ブラウニングが共演してたから。それ以外あるか?
と若干キレつつ、評価も低いのも知りつつ鑑賞。

大まかなストーリーは、繊細なアメリカ人の女の子アリシアちゃんが親戚のサラとサラの恋人アウグスティン、彼の姉のバーバラ、彼の友達のブリンクの4人と共にバカンスするはずだったお話。

何がすごいって、登場人物全員が社会不適合者!!!!!!!!!笑

アリシア:携帯いじってばかり。もう少し打ち解ける勇気も持ちましょう。
その繊細さが仇となりメンタル大崩壊。

サラ:中絶手術の為にアリシアを1人残してアメリカに一時帰国。アリシアの電話には出ず彼氏の電話には出る。しかし同情ポイント高め。

ブリンク:サイコな変態。動物に同情の余地なし、アリシアのメンタルをかなり削ったと言える男。

アウグスティン:ヘラヘラっとブリンクのする事に注意なし。催眠術を遊びでアリシアにかけるもこれが引き金となりメンタルアンストッパブル状態に。

バーバラ:他人には容赦なく厳しいが自分のする事には無神経。典型的ないじめっ子


大体書いたんですけど、この映画の醍醐味って、鑑賞者のメンタルもぐいぐいしてくることです。
最初からいや〜な感じ。
大画面であのくるくる回る幾何学模様みたいなの見たらそりゃあ、、ねえ(°_°)

さあ、気になる貴方もレッツメンブレ★
ゆきの

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