オバケなしでもホラーはできる。
とっても内気でナイーブなアメリカ人アリシアは、イトコのサラに会いに単身チリへやってきます。(ちなみに初海外)そこで突然サラの彼氏や友人たち(アリシアにとってハジメマシテな人たち)と旅行に行くことになるも、なぜかサラは「学校の試験がある」と途中で離脱。残された奴らはアリシアに気を使えねぇどころか、一緒にいるだけでストレスたまる奴らで、アリシアの心身はどんどん衰弱していくのでした。
評価が二分するのは、まさにシッチェス系！アリシアに降りかかる「災難」を、ストレスだと感じるか否か。例えば転校して何となくこのクラスに溶け込めなさそうって感じると、普段気に止めないことでも神経過敏になったりする感じ。
アメリカ人なのに全然アメリカ人っぽくない神経してる(失礼)アリシアは、確かに元々だいぶメンタル弱そうだけど、病的という程でもない。さっき会ったばかりの人たちと旅行行くなんて普通に拷問だし(しかも言葉通じない)、メンバーも全員クズだし。自分の都合しか考えてねぇヤツ、24時間下ネタしか言えねぇヤツ、催眠術かけてくるヤツ。しかも孤島だから逃げられないし、これ地獄じゃん！
ジュノー・テンプルが相変わらずかわいそうな役でしたが、今回もとてもエロかったし、かわいかったです。
