ずっしり重い世界観!!重すぎたば~い(。>д<)
第二次世界対戦中のハンガリーとかドイツとかナチスとか。。双子の男の子達が田舎の祖母の家に疎開して、アレコレ。っていうお話なんだけれども。。。
聖書を教科書がわりに精神と肉体の鍛練に励む双子の行く末にハラハラさせられっぱなし!!おどろおどろしい効果音とか、爆破シーンでは"ひゃっ(×_×;)!"って小さく飛びあがって驚きおののきました。
双子のまわりの登場人物達がまた、キョーレツ。
魔女と呼ばれる厳しい祖母(本当は戦時下を生き抜く為の教育だったのか?)、美しい男性が好きなドイツ人将校(双子にいたずらしやしないかとヒヤヒヤ)、身体を張って母親と生活をしている兎口の隣人少女(悲しい最後にズーンとなる)、教会で働いている人種差別の激しい女(ライ麦パンにバターたっぷりが美味しそうであった)、長靴を恵んでくれた優しいユダヤ人靴屋(この作品では良人は生きていけないのであろう)、双子の母親(最後に迎えに来るが新しい男&赤ちゃん連れ)
、双子の父親(戦争で捕虜になり、ボロボロ。父親としての愛情を感じない)
生きるために強くなるしかなかった美しい双子の最後の鍛練と着地点にそうとうしびれました!
原作ではその後もあるそうで。。。
続編が映画化されたら、みたいなぁ。。