やっぱTV1期の面白さって圧倒的に魅力マシマシな悪役たるアイツがいたからこそのものだったと思うし、だから2期と同じく蛇足感が否めない。
これはもうしょうがない。ファンサービスだから。とハードルを下げてみても、アニメならではのカタルシスあるシーンもなければ、そもそもアクションが悲劇的に面白くないから、映画として成立し得ない。
主題となる「社会」というものについての善悪希望絶望の相転移、そのあり様の根本からの揺さぶり、という虚淵さん色全開な脚本も、なりを潜めているように感じてしまった。。。
見どころがあかねちゃんのシャワーシーンと着替えシーンぐらい。(着替えシーンは辛うじて、でもシャワーの方は全く無意味)
「俺を捕まえにこい」の所は、こうがみくんの隠しようがない潜在的スカしのキモさとあかねちゃんの結局メルヘンちゃん具合がバッチリ出ててそこは良かった。
