キム・ギドクに普通の作品なんてないのは百も承知だったけど、こんなとんでもない映画があったとは。
今年観た「RAW 少女の目覚め」並の衝撃場面から始まった時点で嫌な予感がしたけど、映画の着地はいつも通りのキム・ギドク作品だった。
とんでもない内容だったけど、この作品で言いたいことはなんとなくわかったような気がする。キム・ギドク作品に共通することだけど、結局は「愛」なんだと思う。
男女、友情、家族などなどいろんな愛があるけど、キム・ギドク作品は親子愛が多い。まだキム・ギドク作品全部は観てないけど、父と息子の愛はあまりなかったような。
こんなキム・ギドク作品もありでなるほどなぁなんて思ったけど、痛いシーンが凄まじかったので評価3にしました。