Kiki

グッド・ライ いちばん優しい嘘のKikiのレビュー・感想・評価

4.0
『急ぐなら1人で行け
遠くへ行くなら一緒に行け』
このアフリカのことわざが痛いほど伝わるストーリーでした!

予告とのギャップ(いや勝手に田舎者が都会に出てカルチャーショックを受けるコメディかと…(。-_-。)思っていた…大きな勘違い。

前半は、少年期スーダン南部からケニアのカクマ難民キャンプまで1256キロを生き残った子供だけで歩いて移動する。

戦争孤児「ロストボーイズ」を受け入れ職業斡旋するカンザスシティーのキャリーとの友情……
なんて一つも入ってこなかった。
物欲なんて無くて、ひたすら離ればなれになった兄姉を探す。

青年に成長した子供たちが受けるカルチャーショックが、まだ食べられる物を賞味期限というくくりで廃棄したり、クスリ漬けになっている若者(バカ者)に染まっていくのが見ていて とても辛い映画でした。

親がいて住む所も食べることも 当たり前の社会にいる者が、これを見てどう感じてどう生きるか!
とても静かに流れる時間が描かれていた。
牧場の風景や夜の月(どこに居ても同じ月を見ているんだね)
あまりにも苛酷な現実であった!