ぬる

グッド・ライ いちばん優しい嘘のぬるのレビュー・感想・評価

4.1
見たタイミングもタイミングだったなあ。
人が人を傷つけて、
救いの中にも苦労があって、
本当の幸せってなんだろうね、豊かさってなんだろうね。

そんなにシビアなところは描かれないけど、見ていてものすごく切なかった。

ちょっと前に深イイ話やってて、ちょろっと見た時に「本当の幸せは何が自分にとって幸せかわかること」って言っててなるほどなって思った。

人それぞれ幸せって違ってて、都会で生きるのがいい人もいれば田舎で過ごすのが好きな人もいて、そこに優劣なんかなくて、自分は何がいいのか、見つけないことには幸せなんかなれないし。
他人の幸せに自分が口を出すのなんかもってのほかだし。
競争とかプライドとか、陳腐なものとか、そういうのとは別の次元の話なんだなあ。

だから自己犠牲、ではなくて、それが彼にとっての幸せであり、本人は犠牲だなんて思ってないんだと思うなあー。
ぬる

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