花

海街diaryの花のレビュー・感想・評価

海街diary(2015年製作の映画)
3.7
2024.3.7
前回の記録がなげ〜〜〜
美しい街、美しい人間をただたのしむのがよい、長澤まさみのからだ美しすぎる 土地のものや特定の味を食べて育ったひとに憧れがあるので、すごくうらやましかった 樹木希林がリボンのついたカチューシャつけてるのめっちゃかわいい


2018.9.23

自分のルーツを知ると、人に優しくなれる
いろんなひとが繋いできた目の前に立ってる誰かのことも大切にしようって思う

ここにいてもいいのかどうか、とか、子供として過ごせたか、ってインナーチャイルドが満たされてるかどうかみたいなあれ?家庭環境が子供に与える影響みたいな話めちゃくちゃすき あと綾瀬はるかも不倫してたのはやっぱり父親不在の家庭で育ったからそこで埋めようとしてしまうのか?とか勘ぐってしまう

日常の風景がめちゃくちゃサイコー ウディアレンと同じ、土地の素晴らしさの映画でもある 鎌倉という土地のエモさ
花火を船で見るシーンを花火を写さずに水面を撮るところ、桜のトンネルのシーン、朝遅刻しそうな時に駅まで走るシーンがお気に入り

もっとターミナルケアのところ描かれるかと思ったらそうでもなかったのと、坂口健太郎が闇に堕ちた感じの描写がサクッと片付けられた

綾瀬はるかの不倫と、不倫なんてダメだよね、っていう台所のシーンよかった・・・あと桜のトンネル・・・どこいくの?って聞いて「トンネル!」って言われてあそこ連れてかれたらめちゃくちゃ好きになるよ絶対〜〜〜

四姉妹ともにハチャメチャ美しいけど、美しいからこそきれいな女っていうのは記号だってことがはっきりとわかりやすいよき例でもあると思う 長澤まさみの美人オーラがすごい こういう認識って生まれてからどの段階で刷り込まれるんだろ?

人がたくさん死ぬけど、だからこそその人が生きていた頃残した印象が折り重なって丁寧に毎日が過ぎていく感じがすてき

?推測

設定
姉妹三人で鎌倉で暮らす。
看護師でしっかりもの、きびしくて面倒見がいい、抱え込みがちな長女。銀行に勤めている恋愛体質で自由奔放、酒飲みで男前な次女。争いごとが苦手、主張があまりなくて趣味に生きているふわふわした印象の三女。
離婚して家を出て十年以上経つ父が山形で亡くなる。葬式では父と父の腹違いの娘・広瀬すずと出会う。広瀬すずの実母は既に亡くなっており頼りなく甘えた感じの継母と表情がなくでしっかりもの(として扱われている)広瀬すず。そのすずをみた長女は自分を重ね姉妹は広瀬すずを鎌倉に引き取ることに決める。
→鎌倉での日常を描く

広瀬すず
地元のサッカーチームに入り友人ができる。行きつけの食堂のおばさんにアジフライ定食を食べさせてもらう。徐々に表情が柔らかくなっていく過程がよい〜

長女
勤める病院の妻子持ち医師と付き合っている。ターミナルケア担当に移る話を持ちかけられるものの、迷う。

次女
ラブラブで誠実そうな彼氏が勤める銀行に来る。怖い感じの人と一緖に来て口座を解約し別れることになる。吹っ切れて仕事に生きることに。ポジションを変える。

三女は小さかったため、両親との思い出がほとんどない。

・梅の木で毎年梅酒を作る。
実母が生まれた年に植えた55年の木。
・地元の友達と生しらす丼を食べる。


展開 ※この辺記憶が曖昧
法事ですずを連れて三姉妹の実母と会う。
実家を売る話を持ちかけられて長女キレる。母と長女の確執があらわになる。父が女を作って出て行ったことを、すずの前で喧嘩する。すずの三姉妹への遠慮(父親の作ったしらす丼を食べていたこと、母の話ができないこと)や、自分の存在が三姉妹にとって辛いものなのではないかという不安があらわになる。三姉妹それぞれと父母の関係とそれぞれの抱く思いが語られる。翌日喧嘩別れした実母がお土産を渡しに家による。綾瀬はるかと母は一緖に墓参りに行く。10年ものの梅酒の最後の残りを母に渡す。
ウミネコ食堂のおばさんの病気を長女次女がそれぞれの仕事経由で知る。

新展開
おばさん、亡くなる。
長女、母と和解する。渡米する彼を選ばず別れターミナルケアに移動する。おばさんを看取る。ダメだと思ってた後輩のケアが心からのものなことに気づく。
次女は身近な人の死を意識することできちんと仕事と向き合う。
広瀬すずはいてもいい場所、ルーツを見つける(父親の両親に手を合わせて、気持ちを表現できる相手を見つけて、子どもとして生きていく)
花