こんちゃん

海街diaryのこんちゃんのレビュー・感想・評価

海街diary(2015年製作の映画)
5.0
とても温かく優しい映画で気分が良かった。弱い人は出てきても、ずるい人や悪い人は出てこない。古い民家の美人4姉妹。仲良く暮らすことや食事を大切にすること、人の生と死、お酒、若さ、悩み、存在、海、思い出、景色、日常、いろいろ散りばめられていて良い気分になる。綾瀬はるかは凛とした美しさ、長澤まさみは自由であり、妹にストレートな優しさで微笑む。しかも脚線美が素晴らしい。とても心が清々しく澄んだ気持ちになる作品。こんな日常を描いた作品大好きだなあ。

二度目はさらに味わい深いものになっていた。よかった。悪い人は出てこないし、みんな一所懸命生きているし、切ないところに心打たれる。「ここにいていいんだよ」は、心にジーンと響いて泣けた。