鎌倉に暮らす姉妹が、腹違いの末妹を引き取ることに。
美し過ぎる四姉妹と日本家屋、鎌倉の四季折々の風景がとても綺麗で優しくて、まるでファンタジー映画のように現実味なくキラキラしていました。
物語に大きな起伏はないけれど、強烈なドラマ性が潜んでいる点はやはり是枝監督。生と死、血の繋がり、生まれた家を引き継いでいくこと等しみじみ考えさせられます。
四姉妹は勿論のこと脇役も豪華な顔ぶれで、特に女性陣が皆とっても魅力的！
広瀬すずを本作で初めて知ったのですが、彼女演じる末妹の瑞々しさいじらしさに、何度もスクリーンが滲みました。自転車二人乗りシーンなんて直視できないくらい眩しくって。青春だなあ。。
そして長澤まさみのダメっぷりと、その隙が醸し出すエロスが彼女史上最高潮。長澤まさみは過去の作品でも勿論可愛いけれど、彼女の今、この感じでなければ出せない美しさだったと思います。
実際の姉妹はこんな風じゃないだとか、萌え要素が鼻に付く場面もありますが。日本映画の良さが詰まった美しい作品でした。吉田秋生の原作も読みたいな。
