いやー、切ない…。
家族揃っているのに、家族になりきれなくて心の底から喜べないのは辛いね。
どうしても思い出してほしくて試行錯誤する夫のピアノのシーンが印象的で泣いた。
夫役のチェンダオミン、渋くて…
文化大革命で分断された家族は沢山いたんだろうなあ。。生きていただけでもまだましなのか。
夫婦がお互いを愛する気持ちが痛いほどで、とても切なかった。いつか夫の顔を思い出すだろうか…
父が自分を密告した…
まるで綴織のような、文革への想い。
シュウシュウの季節を観て、色々と引っかかる所があったが、本作で理解は進んだ。
どちらも、なす術も無い男が登場する。
原作者のどの作品も、人物造形と配置が、ギミ…
『妻への家路』
チャン・イ―モウ監督
2014年公開 中国
鑑賞日 2023年7月16日
地味な作りで淡々と悲惨な状況が語られるとても切ない愛の物語です。
主役の二人がなにしろ上手い。
チャン・…
ラストショット、雪の舞う駅の前で待つふたり。
数年後の彼らが(待っても来ることのない男を)ふたりで待つというのは、これ以上ないほどの最大の進歩であり、同時にここまでが限界だ、という絶望を感じさせる。…
護送中に脱走したイエンシーは妻のフォンに対し党員に見つからい様、駅に迎えに来てくれとメモを残す。
娘は父のせいで舞踏教室の主役になれないとして、メモのことを知り通報をする。
中国の文化大革命の煽り…
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