やまもり

虐殺器官のやまもりのレビュー・感想・評価

虐殺器官(2015年製作の映画)
3.3
原作は未読です。
如何にも現実の世界に起こりうるテーマだったので、アニメというか実写ドラマを観ている感覚になりました。

R指定が付いていたので身構えていましたがもっとグロい地上波アニメもあるので、思ったよりは大丈夫でした。

絵のグロさよりも恨みつらみの人間の心情の方がえげつなかったかな…。
そこがR指定の意味だったのかも。

すっごい複雑な話なので一瞬理解が追いつかないのですが、
櫻井孝宏の声で「虐殺には文法がある」「言葉によって虐殺を引き起こす」と言われると妙に納得してしまいます。

言葉が持つ力というのも分かるのですが、
それ以上に櫻井孝宏の声に人を惑わす魔力があるのでは…。
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