はい、完成させてくださってありがとうござましたっ。
原作未読の方にはぜひ原作を読んで、ラストシーンについて考えていただきたいなぁーと思った次第です。
私は原作までのラストシーンが好きです。理由は簡潔、そのまま次回作のハーモニーへすんなり移れるからです。
もう原作者はご自身で世界を構築できた方だったんだなぁと思いました。虐殺器官とハーモニーしか読んでいませんがね。
それを映像化するんですから、原作に忠実に描いて、あとはどこを強調してどこを省略するかだと思うのです。映画はよくできた作品だし、映画版のラストもありだと思います。ただ個人的には、あくまで個人的にはみせつけてほしかったです。
嬉しかったのは、本読んでた時に想像していたクジラの筋肉からつくられる…なんだあれ?有機的な機械?なんだ?あれ?まあ、それのビジュアルが私の頭の中で想像していたものとかなり近かったことです。
少し残念だったのは、素手での戦闘シーンに重さが感じられなかったかなぁと。まあその程度です。
原作読んだ時は、言葉の、文法の力を信じる作者の気持ちと、それがちゃんと説得力を持って描かれていたことに感動して、思わず人に勧めまくってしまったけれど、この映画は好きな人が観ればいいなとおもいました。悪い意味ではないです。ただ、人に勧める映画ではないなと。だからこそ、やりきってほしかった!
しかしジョン・ポールのビジュアルに正解はないな…
いやぁ、原作読んだものの映画って、それはそれで楽しめて良いですよね〜。
映画って良いですね〜