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虐殺器官のmasadleのレビュー・感想・評価

虐殺器官(2015年製作の映画)
2.8
思想を物語風味に味付けしたような、人工甘味料的な作品。ところどころ、そうだよなぁって思うところはあるが、決してそれは登場人物に対してではなく、作者に対してだと気づく。
SFの限界なのかもしれないが、肝心の原理はいつも解明されない。そういうものだと理解しろって言われる。それならばキャラクターを描き切ることで別のリアリティが必要。
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