虐殺器官の作品情報・感想・評価 - 5ページ目

「虐殺器官」に投稿された感想・評価

どうしたら、こんな話しを思い付くのか?ただただ感心。
とにかく観て欲しい^_^
この世界観、良き
taka

takaの感想・評価

4.5
伊藤計劃の原作を先に読んでいたので映像を思う存分楽しめた。
PSYCHO-PASSの槙島とは異なる孤独の中を生きる悪役のジョンポール。
言語は人間の行動を規定するか、センサーシップは安全を保障するかなど興味深いテーマが扱われている。
たしかに尺が足りずに端折った部分もあるので原作と合わせて見るとより楽しめるかもしれない。
masadle

masadleの感想・評価

2.8
思想を物語風味に味付けしたような、人工甘味料的な作品。ところどころ、そうだよなぁって思うところはあるが、決してそれは登場人物に対してではなく、作者に対してだと気づく。
SFの限界なのかもしれないが、肝心の原理はいつも解明されない。そういうものだと理解しろって言われる。それならばキャラクターを描き切ることで別のリアリティが必要。
まゆげ

まゆげの感想・評価

4.0
主題歌が神。もうドンピシャ。物語の内容としては完璧な悪って呼べる人がいなくて、キャラクターごとの正義があって、考えさせられた
さして遠くない近未来のお話。
伊藤計劃氏だとハーモニーや屍者の帝国があり今作が一番作品の中にはいって行けました。
作品のテクノロジーはSFですが適度に現実感があったのが良かったと思います。
私は原作を未読ですのでこういった世界観特有の知識だったり用語がでてくると混乱してしまうのですが、今作はきちんと説明されており未読の人にもわかりやすい作品だと思います。
これだけ情報化された社会と作品の世界を比べる部分が多々あり考えさせる部分がありますね。
幾らテクノロジーが発達して感情もコントロールしても根幹に在るのは
やはり人間であり、古臭い人間臭さなのだと感じました。
rage30

rage30の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

伊藤計劃の劇場アニメシリーズの中では、本作が一番面白かったです。

前半はスパイ・ミステリー、後半はミリタリー・アクションと、視覚的にも楽しませてくれるので、最後までダレずに見る事が出来ました。
他の作品と比べると、最も映像向きの作品だったと言えるでしょう。

ミリタリー描写は満足出来るレベルだったし、未来感のあるガジェットをチェックするのも楽しい。(若干、説明不足な気もしますが…)
「文法によって虐殺をさせる」というアイディアも新鮮だし、犯人の動機も意外性があって良かったです。

ただ、最後の主人公が取った行動がボヤかされていたので、何をしたのかよく分かりませんでした。
原作では、虐殺の文法を使い、荒廃したアメリカの様子も描かれているみたいですが、映画でも逃げずに描いて欲しかったなと。
「人は見たいものしか見ない」という劇中のメッセージを考えれば、「人が見たくないものを見せる」事が、原作に対する誠実な態度なのではないでしょうか?


今回、伊藤計劃原作アニメを3本見てみましたが、映像化を想定していない小説をアニメ化する事の難しさを感じましたね。
小説の分量をどう2時間に落とし込むのか?視覚的な面白みをどう担保するのか?難解な思想・テーマをどこまで噛み砕くのか?
そういった点で、どの作品にも作り手の苦労が垣間見れます。

ただ、とはいえアニメ化する事によって、これまで伊藤計劃を知らなかった層が触れるキッカケにはなったし、完璧ではないにしろ、伊藤計劃という作家の魅力は伝わった事でしょう。
逝去されているのが残念ですが、今後は本作の実写映画化も予定されているそうなので、そちらを楽しみに待ちたいなと思います。
sn

snの感想・評価

3.4
情報のトレーサビリティという話では「PSYCHO-PASS」の方が満足感のある結末があった。多くの人が言っているように伊藤計劃の作品を2時間の尺で収めることに無理があっただけだと思うが。
痛みも良心もコントロールされた世界で、情報選別能力が低下し...という内容はうまく日本国民に返ってくるものであり、ちゃんと原作を読もうと思った。