このレビューはネタバレを含みます
うーん…。
面白かったんだけど…、
前作よりは盛り上がりに欠ける。
予告編観た時の盛り上がりがピークだったかな?
アバンタイトルは、マーヴが不良青年をぶちのめす単純ストーリー。
ジョセフ=ゴードンさんのエピソードは、前作のジョシュ・ハートネットさんみたいな感じのプロローグ&エピローグだろうと思っていたら、きちんとした1エピソードでした。
このポーカーのエピソードは、なんともスッキリしなかったなぁ〜。
シン・シティにしてはバイオレンスではなく、ポーカー真剣勝負、自分を捨てた父親への固執がテーマ。主人公は博才こそ凄いが、真っ当な青年です。
前作のクライヴ・オーウェンさんに代わって、ジョシュ・ブローリンさんがドワイト役を演じております。
もうね、マーヴが二人いるようなむさ苦しさww
ドワイトって女に弱いのよ。
ホント弱い…。
悪女に騙されても同情できんわ〜ww
悪女エヴァ・グリーンが
とにかく脱ぐ脱ぐ!
ほとんどヌードじゃなかった?
前日譚なので、
マヌートが金の片目になる理由など見れたのは面白かったかな。
悪女に脳天ぶち抜かれたドワイトは整形後、なんとなくクライヴ・オーウェンっぽい顔になります。笑える…。
演じるのはジョシュなので無理がありますねぇ…ww
この悪女への復讐エピソードに関しては、前作からのキャラクターが引き続き出てるのに、ことごとくキャストが変更してる。
ドワイトは、クライヴ・オーウェン→ジョシュ・ブローリン。
もともと、殺人罪で追われ、顔を整形で変えている設定だったので問題なし?
殺人兵器ミホは、デボン青木→ジェイミー・チャン。
デボンのほうが百倍かっこいいし、独特の可愛さがあるんだけどなぁ…。妊娠中のため、降板したらしい。
マヌートは、マイケル・クラーク・ダンカン→デニス・ヘイスバート。
ダンカン氏は若くして亡くなってしまったので仕方ないか。ヘイスバートは24の大統領のイメージが強いです。
ナンシーのロアークへの復讐エピソードでは、またしてもマーヴが利用されちゃいます。
いいように使われる暴君マーヴが切ない。
ナンシー嘘ついてマーヴ騙すし。
前作でナンシーはマーヴに唯一優しい人物として、描かれてたんだが…。
この復讐エピソードで協力してくれたから、マーヴへの信頼があったんかな?
なんだかありきたりな展開でビミョーなエピソードでした。
ブルース・ウィリスはもう死んでる役なんで、終始シックスセンスのごとく、ヒロインを見守る幽霊…。ニコラス・ケイジの「シティ・オブ・エンジェル」かよっw
全体を通して、
前作に比べてパンチが足りない!!
かっこいい!!と思えるシーンが少なく感じました。
ロドリゲス監督も、グリーンバック撮影に小慣れてきて、テキトー早撮りになってるんじゃないか?とか思っちゃったw
前作のほうが、カーチェイスなんかも面白かったし、爆発、ゴア描写、どれを取っても前作が優れてる気がするんですよねぇ。
シンシティの世界であることに変わりはないけど、色々と薄まってしまった続編でした。