まいたけ

チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密のまいたけのレビュー・感想・評価

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Perfumeのカウントダウンライブに行ってきました。
会場で流れていた紅白もたのしかったし、収録も楽しかったし、ライブも、セットリストも今までで一番いいライブだったんじゃないかというくらいで、新横浜から叔父の住む目黒まで、2時間かかったことを除けば控えめに言って最高な大晦日。乗り換えた渋谷の駅は凄まじかったけど、たまにはこういう年越しもいいなぁ。

さて、叔父は25年海外に住んでいて今は東京で一人暮らし。生活スタイルは完全に外人で朝起きたらアレサフランクリンがかかっていた(次の日の朝は弦楽四重奏がかかっていた)。
そんな叔父なので、正月バラエティなど見るはずもなく、とりあえず映画でも観るか、とNetflixをdigる。自分に選択権はない。

そして選ばれたこの映画。なんという豪華キャスト。なのに全然有名でないような……
ジョニーデップ演じる貴族が茶目っ気たっぷりに快活アクションを繰り広げる、一行で書くならそんなかんじの内容だけど、深いものは何もない、正月に観るのがちょうどいいライトな映画。
なんだけど、なんだろうこのかんじ、なんか知ってるけど出てこない……と思ってしばらくレビュー書けてなかったのだけど、思い出した! 「パタリロ」だ!
たぶん「パタリロ」は日本でやってもうまくいかないだろうと思うが(舞台化する? した? そうですが)、「パタリロ」の舞台もマリネラのように、
日本人の気質とはだいぶ違うんだな、とこの映画で再認識。この、全編ジョーク込みで進んでいくかんじ、日本にはあんまり馴染みがないからか、いまいち乗りきれなかったけど、「パタリロ」と思うと楽しめそうと思ってもう一回観たら非常に楽しめた。

日本人で配役するなら誰かな? と想像してみたけど、ピンとくる人もあたり思い浮かばない。西遊記の頃の堺正章とか、フランキー堺とか、植木等とかなら。そうか、昔はこのノリ、大丈夫だったんだなぁ。
スチャラカでスーダラな時代を生きた人、ちょっとうらやましい。
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