リッキー

X-MEN:アポカリプスのリッキーのレビュー・感想・評価

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)
3.8
935本目。190124
これでX-MENの新3部作はすべて鑑賞し終えました。物語は回を重ねるごとに深みが増していて,続編につなげるエンディングとしての役割もしっかり果たさせている作品でした。

内容は,永い眠りについたエジプト文明時代の人類史上初のミュータント,アポカリクスことエン・サバ・ヌールが1983年に甦り,堕落した人類に怒りを募らせます。アポカリプスはマグニートーら4人のミュータント “黙示録の四騎士”を集め,強力なパワーで各国から核兵器を葬り、世界を滅ぼし再構築し始めます。その不穏な動きを察知したプロフェッサーXらX-MEN全員の力で阻止する物語です。

旧作では、人間社会でひっそりと隠れるように生活していたミュータント達の存在は,前作での「ウルヴァリン」による過去の改変によって広く社会に受け入れられています。ジーン・グレイ、サイクロップス、ナイトクローラーたちも,若々しくよみがえり好感が持てます。特にスポットライトが当てられているのはクイックシルバーで,あんなにも頼りがいのある能力だとは思っていませんでした。また,出生の秘密にもぶっ飛びました。これらの若返ったキャストには次回作でも期待が持てますが,ウルヴァリンのキャスティングは…どうなるのでしょうね。
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