80点。原作ほぼ未読。邦画でここまでルックがちゃんとした【ゾンビ映画】が観れる思わなかった!そしてキャストの魅力もハマってる。嬉しい驚きでした。
ちゃんと『ウォーキングデッド』並の感じが邦画のこの規模で出せてるし、現代の東京でこういう事が起こったらどうなるかという導入部は見事だった。原作がそうなのであろう、『ドーン・オブ・ザ・デッド』『宇宙戦争』『ミスト』なんかのオマージュも機能している。
本家 ジョージ・A・ロメロ監督のように、ゾンビ映画を作るたびにあらゆるテーマまで内包する…というところまではいってないのが残念といえば残念。
でも、邦画っぽくないカメラのトーン〜深度の浅い画/メリハリの効いた光/暗部をちゃんと黒として潰す〜も良いし、何よりもグロ描写の造形・CGをちゃんとやっていて素晴らしい。テレビ局が資本で入らなければここまでできるんだなぁ。ヒットしてほしい。続編観たいです!
あと、病気っぽくクターっとした有村架純が可愛いかった。