このレビューはネタバレを含みます
これまで、そこそこゾンビ映画は見てきたが、有名作に勝るとも劣らない出来栄えだった。
こんな邦画のゾンビ映画があったとは。
原作は未読。
全22巻ある大作らしいが、脚本は綺麗にまとまっていて、違和感はなかった。
ゾンビが思った以上に本格的で普通に怖い。目を覆いたくなるような描写も多く、ゾンビ映画好きでもスリリングかつグロテスクな映像に満足できるのではなかろうか。
ストーリーも原作が有名なだけあって面白い。最初は、主人公とひろみだけでゴールを目指すのかなと物足りなさを感じていたが、途中から仲間が沢山でてきて、どんどんゾンビ映画らしくなっていく。
また、話の流れからヘッポコな主人公がヒーローになると分かっているのだが、大泉洋の演技がうまく、みんなを助けに行くか行かないか葛藤するシーンは感動させられた。
あと、有村架純と長澤まさみ以外の男どもいらないなぁと思ってたら、しっかり死んでくれた。監督、気が利くなぁ。