ニイナ

シェフ 三ツ星フードトラック始めましたのニイナのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

好き勝手酷評すりゃ傷つくんだよ!
生活かかってるのに、どうしてくれるんだよ!

仰る通り。

作品中で制作・監督・脚本・主演を担当されたジョン・ファヴローさんがブチ切れながら、そのような台詞を何度も使っておられ、どうやらアイアンマン2など酷評されたらしく、その反論メッセージも込められている様子。
自主制作されたキッカケは色々あると思いますが、どうせだったら映画で見せつけるなんて、スマートな方だと思いました。

内容としては、才能あるシェフがオーナーに雇われて、料理評論家が来店するので腕を奮おうとしたら、「この店のいつも通りのメニューで。オリジナルはいらない。客はこの店の、昔ながらのメニューを求めているんだ。」と、せっかくのメニューを変更させられ、結果はボロボロ。
「客に媚びるシェフに成り下がった。」と、シェフはできる範囲でやった結果なのに、世間の評価が下がり、結局オーナーにキレてクビ。
そこから元妻の紹介で、元旦那という微妙な相手から汚いフードトラックをもらい、リフォームして、ネットに強い隠れ宣伝部長の息子と、シェフの相棒的存在の前の店の部下もついてきて、青春のような移動販売に繰り出すストーリー。

正直もっと観たかったのですが、キャストもトニー・スターク役の方も登場してジョン・ファヴローさんがどれだけ尊敬されてるかも伝わり、自主制作だし、そこまで言うのは贅沢じゃないかとは思いますが、
本当に良い映画なので、パッと終わったので、もうちょっと観たかったです。
それほど後半ワクワク夢中になりました🥰

アイアンマンもアイアンマン2も大好きだったので、彼はGeniusで素晴らしい方で、酷評があったとは知りませんでした。

確かに飲食店のレビューなど、ネットが進化してGoogleレビューとか簡単に色々な物を批評できますが、評価したものはずっと残るので、ピンポイントで一般人も批評されてしまうこともあり、
私は正直好きではありません。
店員の態度がどうとか、ここの映画館の人がどうとか、もう行きませんっていうのを見ますが、その時のタイミングで色々あるでしょうに、いっそそれ目的で行ってるわけじゃないんだから、ずっと残るものに書き込むほどか疑問です。
だったら友人家族に言う程度かと。
私だったら、その人を笑顔にするまで通っちゃうんですけど、本当に。

珍しく長くなってしまいましたが、みんなもっと楽しく支え合って行こうよと。一生懸命頑張ってる人応援して、労わって行こうよと言いたかったんです。
皆さま毎日ご苦労様です!明日も良い映画に出逢えますように。


ブルーレイディスクの特典映像にあるメイキングが面白いので、オススメです。
ニイナ

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