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味園ユニバースのbibliophageのレビュー・感想・評価

味園ユニバース(2015年製作の映画)
4.1
「しょーもな」(褒めてます。)
人生、それで良い気がしてきます。

ふるボッコにされて歌以外全部記憶を失ったポチ男の話。バンド「赤犬」のマネージャ兼ミキサーのカスミに拾われる。

全員、だっさい。ポチ男も、カスミも赤犬のおっさんたちも。(褒めてます)
ポチ男のシャツも、お風呂ぶくぶくも、すいかの種飛ばしも。
だれもエレガントで無いんです。
ミキサーのカスミ、セイラー服に赤のバンダナ。おばさん感満載で、最初誰だかわからない。それが素敵です。

キーボードがM-Audio なのも。iPadで楽譜?新しいー。

世界は4つで足りている。
おじい、スタジオ、まきちゃん、赤犬
それぞれ完璧にしたい。
時間の止まったままのカスミと、時間が動き出したポチ男

舞台からダイブ、2回目見て意味わかりました。

「しょーもな」
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