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百円の恋のsumiccoのレビュー・感想・評価

百円の恋(2014年製作の映画)
1.6
うーーーーん…

あたしは
好きじゃないなあ…
この作品。

安藤サクラさんじゃなかったら
止めたいぐらい気分の悪い映画でした。
なんだろう…
全体的に排水溝の匂いというか…


ダラダラと
毎日をやり過ごすだけだった32歳の女性が
ボクシングに出会って
鬱憤を拳にのせて変わっていく、
というストーリー。

でも
この人、幸せにならないだろうなって。

ボクシングをとっかかりに
32歳の一年は変われた気がしても
33歳、34歳と歳を重ねていく中で
百円の女に戻っちゃいそうで。

そう思えるぐらい
彼女を取り巻く世の中の描かれ方が
薄汚くて…(笑)

毒々しく痛々しい、とは違って
ほんと
ヌメヌメした水垢まみれの床に
ずっと寝っ転がっているような。

特に考えさせられることもなく、
地味な不快感が漂い続ける映画でした。
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