うーーーーん…
あたしは
好きじゃないなあ…
この作品。
安藤サクラさんじゃなかったら
止めたいぐらい気分の悪い映画でした。
なんだろう…
全体的に排水溝の匂いというか…
ダラダラと
毎日をやり過ごすだけだった32歳の女性が
ボクシングに出会って
鬱憤を拳にのせて変わっていく、
というストーリー。
でも
この人、幸せにならないだろうなって。
ボクシングをとっかかりに
32歳の一年は変われた気がしても
33歳、34歳と歳を重ねていく中で
百円の女に戻っちゃいそうで。
そう思えるぐらい
彼女を取り巻く世の中の描かれ方が
薄汚くて…(笑)
毒々しく痛々しい、とは違って
ほんと
ヌメヌメした水垢まみれの床に
ずっと寝っ転がっているような。
特に考えさせられることもなく、
地味な不快感が漂い続ける映画でした。