みきてー

百円の恋のみきてーのレビュー・感想・評価

百円の恋(2014年製作の映画)
4.0
これが演技のあるべき姿だ!ただ綺麗でいて台詞読んでるだけのお人形じゃ人の心は動かせないのだと、安藤サクラを見て感じます。デニーロ並みの身体造りと、体系変化に伴って鬼気迫ってくる顔つきにぞくぞく。

百円ショップの面々も細かい挙動ディティールがコミカルで楽しいです。それぞれのスピンオフが見たいくらい。
特に「殺人ワークショップ」を見てファンになった宇野祥平演じるうつ病の店長が、人当たりのいいサイコパスって感じで好きでした。前半で退場してしまったのが悲しいな。

ストーリーも途中までは100点!いや120点!!だったんですけど、最後の試合のカタルシスがいまひとつに感じてしまいました。前半部は堅実にリアリティを持って描写していたのに、試合は妙に劇画調で違和感。しかもとどめのクリープハイプの歌が…いい感じの余韻を打ちのめして現実に引き戻す…
決して彼らの曲が嫌いなわけではないのですが。「私たちのハァハァ」はすごく良かったのに。
歌詞が前に出る曲を主題歌にするっていうのは一長一短なんだなと学習。