おくら

百円の恋のおくらのネタバレレビュー・内容・結末

百円の恋(2014年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

何年もチェックリストに入ってたのに今更鑑賞。

最初はどうしようもなかった一子が、男に救われて捨てられて、ボクシングと出会って生まれ変わる。

男に捨てられた悔しさで何かに奮起するという流れはありがちだけど、安藤サクラの鬼気迫る演技の前では、そんなことまったく気にならないくらいだった。

むしろ私はストーリーが陳腐かどうかに焦点を起きがちだけど、そこを気にせず、演技の素晴らしさや作品全体の雰囲気などにどっぷり浸かったほうが何倍も楽しめるものだと、反省した。

以下ネタバレ(という名の箇条書き)⇩

・最初の挿入曲ええなあ
・一子どうしようもないな、しかも歯周病だし
・新井浩文かっこよ…
・「今度どっかいこ!」って、そんな不器用でぶっきらぼうなキャラなんだ?!
・一子のコミュ力低…そのヒョウ柄下着はどうかと思うぞ
・2人とも全てに興味なさそうでバリバリあるのね
・や〜こんなデートはやだな〜
・消費税がないところに時代を感じるね
・お喋りなおじさんのうざったい演技うーま
・「憎まねえと殴れねえだろ」←今思えばこのセリフ、「殴り合ったあとノーサイドで互いを称え合いハグする、ボクシングに興味を持つ」一子と対象的なのかもしれない。
・ホテルで襲われるシーン気持ち悪すぎる…
・こいつ絶対DVやってたろ…
・新井浩文助けに来ると思ったけど来ない〜
・強姦されたって通報できたね…怖かったね…
・風邪の時ステーキ出す新井浩文尊い…
・「何ブリっ子してんだ、ころすぞ!」「なんだお前、女房にでもなったつもりか?」…新井浩文クズ男の予感バリバリ
・身体重ねてコミュ障が「女」になるのリアルだし、そこから純愛に発展しないのもまあリアル。ちょっと心通わせたと思ったら通ってねえ〜
・振られたあとボクシングジムでの成長が目覚ましい
・「強姦に襲われたワタシ、弱い!強くなりたい!」じゃなくてよかった。あくまでもボクシングの相手を称え合う精神性に惹かれて始めてるから、そこに物語の主軸があっていい。まあ上手くなり始めたのは振られたからだけど…
・一子の家においてお父さんが潤滑剤になるのが1番良かったんだろね。
・最後、初戦に破れた一子の、泣いてる声がちょっと耳障りだった
・おい自分勝手に振っておいて、試合内容に感動したという筋書きで手ぇ繋いでくんじゃねえ〜クズ男がよ〜殴れ一子!
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