Urakata1113

百円の恋のUrakata1113のネタバレレビュー・内容・結末

百円の恋(2014年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

1:安藤サクラ:★★★★☆
主演の安藤サクラは、どん底のニートからボクサーへと変貌する難役を体当たりで演じています。その存在感は、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど高く評価されました。

2:テーマ:★★★★☆
何もかもうまくいかない30代の女性が、ボクシングという自分でも意外な分野に出会い、人生を再スタートさせる物語は、強い共感と勇気を与えます。華やかではないけれど、必死に生きる姿はリアルで力強いです。

3:描写:★★★★☆
本作の魅力は、徹底的に かっこ悪い 現実を隠さず描くところにあります。ボロボロの生活、情けない人間関係、ボクシングの苦しさなど、美化されない描写が心に残ります。

4:臨場感:★★★☆☆
クライマックスの試合シーンは特に圧巻です。セリフが少ない中、安藤サクラの目や動き、ボクシングの音がすべてを語ります。
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