あやさん

百円の恋のあやさんのレビュー・感想・評価

百円の恋(2014年製作の映画)
4.5
一人の女が「性別が女というだけで、値段の如何に関わらず"女という値札"をつけられる」ことを知る、という映画。
ズボンに贅肉が乗ってたって最悪な下着をつけたって32歳で処女やったって、女として生きる人生 というリングからは降りられない。負け続けても。

もみくちゃにされてわやくちゃになってそれでも抱きしめてくれる男の前でだけ泣ける。

日本という国で、女として生まれたことは幸せなんだろうか。
胸元についた脂肪があまりに重い。

(世界観の歌声のせいでポエティック)
あやさん

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