背骨

百円の恋の背骨のレビュー・感想・評価

百円の恋(2014年製作の映画)
4.2
実家の弁当屋の二階に居座るパラサイトニートの一子。

親や姉と上手くいかなくなって家を出てからも、ボクサー廃業した男に捨てられて、バイト先の店長に蔑まれて、ジムの会長にバカにされて…ロクな事が起きないけど、自分が招いたしょうもない人生を変えたかった一子。

凄い試合だった。マジ泣いた!
もうあの頃の一子とは違ったよ。

あの試合で明日が見えたんだろ?!

自分で切り開いた道は尊い。

理想の自分じゃなくたって、昨日の自分とは違う自分にはなれる。

日常の中にだって夢はあるって思える傑作。
背骨

背骨