【決別か始まりか、痛みが与える感動とは】
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安藤サクラという女優の認知度を高めたとも言えるこの作品
話題な作品だったなので気になっていたんですがなかなか観る機会が訪れず…
こう言ってはなんだけど世間的な大女優と比べると顔立ちはどちらかと言うとすごく美人で、とか容姿で売れるタイプの女優さんではないんですけど
逆にそういう容姿端麗タイプの女性がこの役をやっていたら色々と出来なかったことがあるんだと思います。
例えば体重を増やすにしてもラストではシュッとした印象なのに
オープニングではだらしなく垂れ下がった背中の肉を見せたり2重あごが出来るくらいするくらい体重を増やすって結構NGな人もいるんじゃないかな
ホタルノヒカリの綾瀬はるかもダサいジャージ着て干物女を演じていましたが、やっぱり説得力かけちゃう気がしますよね。
その点サクラさん、殴られて白目剥いてる表情までバッチリの演技です。
どんくさいダメウーマンが恋とボクシングを通じて成長していく様子と
色々起きる事件が結構リアルな感じで等身大の女性っぽさが凄くある映画です。
スッキリする様な映画ではないんだけど心になにか残る作品だと思います。
日本映画の苦手なところで
セリフが小さいのに音楽がデカいって言うのがひとつ
特にこの手のB級というかな映画に多いんですが
家で観てるからなのかセリフがききとれず音量あげたらいきなりBGMが大音量で流れるという音量差をどうにかしてほしいです
おすすめ度は64点